参加者が少ないかと心配していたが
15名参加で驚いた
今回も、悩みに悩んだ
先週火曜、学生向けの学習会を別途したこともあり
疲れてもいて
なかなか準備する気力になれなかった
前回が啄木の短歌を取り上げたのに続き
今回は「いくたびも雪の深さをたづねけり」(正岡子規)と
子規の絶句(3句)をとりあげ、みんなで読んでみた。
俳句は短歌より、より短い
その分、作者の背景等の知識も使いながら
読むことになる。
もちろん、作家論からのアプローチではなく
作品論からのアプローチ
「言葉をてがかり」にして
「31音に隠された謎を解き明かす」
という感じで読んでいく
「いくたびも」では、多くの仲間が実践をして
検証してきたように
小学校では「時」と「場所」の読みで論争が起こり盛り上がる
本日は大人であったし、この俳句を知っている者もいる中ではあったが
それぞれに、自分なりの目のつけどころを出しながら
「時」を読むことができたと思う
この話者(作者・子規)のたずねている様子・雰囲気を
ワクワクしている感じを読ませる助言をうてれば
さらによかったかなと思う。
子規のことを常識的に知っている大人は
どうしてもそれを念頭に読んでいくのであるが
子どもたちは、そこは知らないわけで
なぜ何回もたずねたのか?
という助言に対して
一つにとどまることなく
あくまで可能性を読み広げていくようにしたい
その上で、読みとった上で、
子規についての説明、
及び一般的なこの俳句の解釈を
教える事で
自分たちの(クラス)読みがどうだったかを
客観的に自己評価できると思う
さて、次回は「詩」をとりあげたい
昨日、3~6年までの教科書の詩教材と思われるものを
ひととおり見て、視写(と言ってもパソコンに打ち込んだのだが)した
どれにしようかいまだ迷っているところである
説明文の時のように、学年ごとに教材を
全部見ていくのもいいかなとも思っている
が、まだ模索中、、、、、
教科書をずら~っと見たことで
新たな発見もあった
新しい物語教材がいくつもあり
そちらもみんなで読む価値がありそうだと思った
いつか実現できれば、、、、
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