まだ叩き台です。
①
蟻が
②
蝶の羽をひいて行く
③
ああ
④
ヨットのようだ
1構造
起①蟻が
承②蝶の羽をひいて行く
転③ああ
結④ヨットのようだ
※①②日常の風景 漢字
↓ ↓
③④虚構の世界 かな
①
短い②長い→③短い④長い
③「ああ」感嘆・驚き
2技法
★比喩(直喩・明喩) 「~のようだ」
【ヨットと蝶のはね】
効果
A類似性(性質・状態)の強調
①
色→白・・・ヨット帆 モンシロチョウ (この蝶の種類は?)
②
形→三角形・・・ピンと張ったヨットの帆 劣化していないピンとした蝶の羽(この蝶は死んでどのくらいたっている?)
③
動き→ゆらゆらと止まることなく進。(どんなふうに運ばれている?)
Bイメージの広がり、変化
①
ヨット→蝶の羽(ヨット=風にゆられ気持ちよい、スポーティー)
②
海→土(海=どこまでも続く広がり、さわやかな風、雄大な景色)
日常の小さな世界→どこまでも続く雄大な世界への転換
日常のなにげない光景→美しいものへの変化
★対比(蟻→蝶)
★漢字(蟻・蝶)
★二文を四行にわけている
○引いて行く→「運んで行く」との違い?
○題名はなぜ「土」なのか?
3主題
庭かどこかであろう、蟻が蝶を運んでいる様子を見て、「ああヨットのようだ」と発見することで、日常の小さな世界が、大海原の雄大でのびのびとして美しい世界へと変化する面白さ
★「~のようだ」(直喩)を使って詩を書こう。
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